カツベンワールド:「巳の下刻」って何時頃?(血煙高田馬場)

[安兵衛]ばばあ! 今、何刻だぁ!?
[老婆]びっくりするよぉ… もう巳の下刻(みのげこく)位だろうよ、安さん
[安兵衛]ん~、南無三!

時代劇などでよく見かけるこの時間の表現は十二時辰(じゅうにじしん)といいます。
子(ね)の刻は23:00-1:00、丑(うし)の刻は1:00-3:00、寅(とら)の 刻は3:00-5:00…と、24時間を2時間ずつに分け、それに十二支を割り当てます。
巳の刻は9:00-11:00で、巳の上刻は9:00、巳の中刻は9:40、巳の下刻は10:20を表します。

ですので、血煙高田馬場では安兵衛は2月10日の正午過ぎに喧嘩の仲裁をして、そのまま次の日の10:20頃までひたすら飲み続けていた事になります。
決闘の時間が2月11日の10:20で、手紙を読んだ時点ですでにその時間になっていたので「しまったぁ(南無三)!!」と叫ぶのです。

尚、その時間帯の最初を初刻(しょこく)、1時間後を正刻(せいこく)といい、現代でも12:00を表すのに使われる正午という表現は11:00-13:00を表す午(うま) の 刻の正刻を意味しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です